現在は以前に比べて低金利で、メニュー豊富な住宅ローンのメリットに加えて、住宅ローン減税制度の延長拡大、
各種税金の軽減措置や贈与税非課税枠拡大など、購入条件面での環境が整備され、購入時期としてはまたとないチャンスと言えます。
後は購入者ご本人のマイホームに対する価値観や必要度など、各ご家庭の設計と併せて考えて、どう判断されるかです。
「マイホームなんてまだ早い、又は無理だ」と思っている方も多いかも知れませんが、皆さん意外と若くして購入される方も
多い反面、ご高齢の方で一戸建からマンションに買い替える等、本当に様々です。
実際に購入されている方はどんな行動をとっているのでしょうか。そこに購入の意外な動機と、適齢期が見えてきます。
購入年齢層(20代で買っている人も多い)
新築住宅を購入した年齢は?
住宅購入の時期としては、
一戸建・マンション共に子育て世代の
30代が圧倒的に多くなっています。
ただ、マンション、一戸建てを問わず、
20代で買っている人が約2割と以前より
上昇しているのも最近の傾向です。
マイホーム購入を
意外に早めに決断している人が
たくさんいるのです。
逆にマンション購入では買替えにより
ご高齢者の方の割合がここ数年上昇して
いるのが最近の特徴です。
住宅購入の動機(上位回答「複数回答有」)
住宅ローン低金利を背景に各種優遇金利長期固定金利メニュー等、各種住宅ローンメニューがこの数年で充実したメリットは大きい。
現在の家賃と同額及びプラスαで
念願のマイホームが購入出来ると
いう現実です。逆に家賃が高く
もったいないという理由が、
上位動機に現れており、子供の
成長や結婚を機に購入するという、
前回の上位動機を上回るのが
現状です。
又、景気対策の一環でも有りますが
過去最大の住宅ローン減税が
利用出来るというメリットも大きく
購入動機の上位にランクアップ
されたのも特徴です。
マイホームは若いうちに買った方がいい
人生設計の上では,住宅購入はできるだけ若いうちにスタートするのがベスト。 子供の教育費の問題,老後資金の準備など、年をとるほど大きな出費が重なる からです。購入時期が遅れると人生の後半にしわ寄せがきて、 いざ購入したいと思ってもなかなか教育資金の圧迫等で 難しいという事も考えられます。 比較的身軽な若い時期に、早めに決断することで、家計も安定するという一面も有ります。
人生の3大出費に
年齢が高くなるほど出費がかさむ
一般的には住宅資金、教育資金、老後資金は人生の3大出資といわれています。大きな出費はできるだけ重ならないように振り分けるのが賢い選択。特に
教育資金は親世代にとっては、一番頭の痛い出費で統計によると各世帯の年収に占める在学費用(教育費用の割合)は、33%台と非常に高くこの時期にマイホーム
購入が重なるのは厳しい現実となります。教育費や老後の準備が始まらない20代、30代の時期が本来なら住宅購入の好機ともいえます。
早い時期に購入を決断する5つのメリット
ローン返済期間をできるだけ長くした方が毎月の負担は軽くなります。かといって、定年後までローン返済が続くのは出来る限り避けたいもの。出来れば退職金は老後の資金に残しておきたい。全ての条件をクリアするには、やはり早めにマイホーム計画を立てる事がベターでしょう。